
『小豆丸、参上!』 第189話 山田かおり脚本 ながむらしんじ演出
散らかった部屋で豆丸がウトウトしていると外から手裏剣が!間一髪逃れると外から弟の小豆丸が。言うには一緒にからくり大江戸で修行をするらしいが、どう考えても家出をしてきた模様。おまけに「忍法あいうえおの"あ"あそんだあとはあとかたづけ」と汚い部屋を責める小豆丸。いっぷくをとび出した小豆丸は五重のそばのてっぺんでお腹をすかしていると、わたあめひめがやってきて、わたあめをあげる。話を聞いてみると、代々忍法を習う前に見る本であり、豆丸から受け継いだ秘伝の本「忍法あいうえお」のとりあいになり破れてしまった。そんなとき母上は妹のごまちゃんが悪くても自分のことを怒るらしい。有名な忍者になって、周りの人を見返したい小豆丸はわたあめひめに有名になりたいならいいことをすることをお薦めする。歯医者の前で泣いている子ども。交差点を横断したばかりのおばあちゃんを勘違いしてまた戻したり、袋につめ放題のバーゲンに押し寄せたお客さんに対して、店の人が「もってけどろぼう!」というと泥棒と勘違いしてお縄にしたりと、いいことではなく勘違いが多い2人の行動。すっきりしたと思っている2人は「忍法あいうえおの"う"うれしいなぁ~いいことしたね、気持ちいい」そして1組の親子に出会う。お母さんは赤ちゃんをおんぶしているが、もう一人のお兄ちゃんはだっこをせがむ。お母さんは困っているが、「うちに帰ったらいくらでもだっこしてあげる」と。そう言われたお兄ちゃんは我慢して、荷物を持ってあげると!そんな様子を見ているところに、母上が現れる。「いいことというのは相手のためにすることでござる。有名になるためにするものでないでござる」そしてごまちゃんから事情を聞いた母上は素直に小豆丸に謝り、涙を流して抱きつく小豆丸でした。最後は母上特製の豆マメだんごをみんなで食べるのでした。「忍法あいうえおの"お"おやつの前は手を洗う」
《初回放送2008年9月5日》10分Ver.
3行感想
関連話年末スペシャル『豆丸三兄弟』(大野木寛脚本)
第116話『お母さんの豆マメだんご』(岡部優子脚本)
第131話『ゴマちゃんからくり大江戸見物』(岡部優子脚本)
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